IPOってなに?
IPOってなに?
IPOとは「新規上場株式」のこと。
正式には「Initial Public Offering(イニシャル・パブリック・オファリング)」といって、 会社が初めて株式市場に自分の株を公開して、誰でも株を買えるようにすることを指します。
会社がIPOする理由とは?
もともと非公開(社長や一部の人が株を持っている)だった会社が、東証などの株式市場に上場することで、
- 多くの投資家からお金を集められる(=資金調達)
- 社名やサービスの知名度が上がる
- 会社の価値(株価)が“見える化”される
といったメリットを得られます。
投資家から見たIPOの魅力とは?
IPO株の「抽選販売」に参加できる!
上場前の株は、「IPOの申し込み期間」に証券会社を通して抽選で購入できます。
上場直後に株価が急騰することも!
IPO株は人気が集まりやすいため、初値(最初に市場でつく価格)が公募価格よりも高くなることが多いです。 たとえば、公募価格が1,000円だったのに、初値で2,000円になることも!
でもリスクもある?
比較的リスクの少ないIPOでも以下のようなリスクはあります。
必ず値上がりするわけではなく、
- 必ず値上がりするわけではなく、初値が公募価格を下回る(=損をする)こともある
- 抽選に当たらなければ買えない(当選確率は人気次第)
- 上場後は値動きが激しくなる傾向もある
IPOの流れ(超ざっくり)
- 1.企業が「上場したい!」と決める
- 2.証券会社と一緒に準備を進める
- 3.「この会社の株、欲しい人いますか〜?」と仮条件を出す
- 4.公募価格が決定
- 5.抽選・申し込み期間に投資家が応募
- 6.当選者に株が配分される
- 7.上場日、株式市場で取引スタート!
例え話でイメージ!
IPOは「人気ドーナツ店のチェーン展開」みたいなもの。
これまで地元の人しか買えなかった美味しいドーナツ屋さんが、 全国展開するためにお金を集めたい!と思って、 「このドーナツ店の株、買いませんか?」と広く募集。
あなたはこのチャンスに乗って、安いうちに株をゲットできるかも!
まとめ
- IPOは「企業が初めて株を売り出すイベント」
- 投資家は抽選で「上場前の株」を買えるチャンス
- 大きな利益になることもあるが、リスクもある